editor/ 5月 18, 2019/ 各伝道所の詳細(訪問記), 教会

Mission San Juan Capistrano

ミッション・サン・ファン・カピストラーノ

 この伝道所は、1776年11月1日に、神父セラによって建てられました。カリフォルニア州のサン・ファン・カピストラーという場所で、21カ所の伝道所のうち、建設順で7番目、北から数えて19番目です。結構南にあります。

 設立が完成した年は1776年とありますが、この後もう一度建てられており、1回目は1775年、フェルミン神父によって設立されたそうです。しかし、建設中に別のミッションのサン・ディエゴで、先住民が祭司や教会の権力者達を殺してしまった為、サン・ディエゴを買い取り、そちらへ向かったようです。

  1776年、埋葬された金を掘り返し、再び建設を始めました。そして1777年、小さなチャペルが完成し、1813年には教会全てが完成しました。他のどの伝道所よりも教会が大きく、7個のドームと背の高い塔を持っています。綺麗ですけど、そんなに大きい必要はあるのでしょうか。

 また、この伝道所も地震の餌食になり、殆ど破壊された上、住民40人が死んでしまいました。1800年代以降は、教会として機能しているそうです。

 この伝道所の第一印象は『石』でした。壁は石で出来ているのは他と同じなんですが、丸い石をくっつけたような、これぞまさに石壁!みたいな伝道所はここがダントツでした。

 ちなみにカリフォルニア最初のワインでも知られているそうです。加えて農業もしたり。それもかなり大規模で利益が高いです。

 

〜外観〜

 

 

 

これは、礼拝堂の奥にある祭壇です。

個人的には数ある礼拝所の中でもっとも豪華な礼拝所なのではないかと思っています。

 

 

 

 

  ここは、ガーデンに面する縁側みたいな場所です。

ガーデン全体が見渡せて、日陰で風邪もよく通るので爽快ですよ。

 

 

 

 

 

 

 

ここは鐘を突く場所です。

昔、庭師と鐘つき係をしていた人が40年も勤務していたことで表彰されていました。

もうひとつ驚いたのは、その人が99歳だったことですね。40年って人生の半分じゃないですか。

 

 

訪問日・2019年5月18日