editor/ 5月 11, 2019/ 各伝道所の詳細(訪問記), 教会

Mission Nuestra Senora De La Soledad

ミッション・ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ソレダッド

 この伝道所、名前が非常に長いので、『Mission Soledad』の略称が一般的です。
1791年10月9日、21カ所のうち13番目に設立された伝道所です。

 設立したのは神父の『Fermin Lasuen(フェルミン・ラッセン)』(1736〜1803年)、場所はソレダッド。カリフォルニアのモントレーという場所の街で、伝道所の中では北から数えて9番目という若干北寄りでした。

 1802年、疫病が流行し高確率で人が死んでいったそうで、5、6日もしないうちに死亡するケースが多発したようです。

 そのため、1805年、ピークの時は人口688人に。先住民がカトリックへ強制改宗させられた人数は100以になりました。それらが相まって1810年、移民や伝道所内での殺害、疫病により、伝道所の中では人口最少に。しかし、外部から人員を集めているので人が途絶えることは無かったようです。

 それから少し後、1824年、1828年、1832年では洪水が起こり、伝道所は大破してしましたが、1832年、洪水の後にチャペルを建て直したそうです。

 ここについての個人の感想ですが、大量の砂に囲まれていて、伝道所の中ではダントツで田舎でした。車で5分間とばしても、木や砂以外に何も無かったです。
伝道所が活躍していた時は寒さもあったようですが、季節の関係があって、私が訪問した時は暖かかったです。

 

〜外観〜

 

 

こちらが伝道所全体の風景です。

見ての通り他には何もありません。しかも伝道所自体が小さくて粗末ですね。

しかし背景としてはいいと思います。バランスが好き。

 

 

ここは礼拝所です。

 

昔通りに保存されたんでしょうね…風貌が滲み出てます

 

 

 

 

 

 

 ここは祭壇です。

中央にいるのは聖母マリア様でしょうか。

 

 

 

 

 

 

訪問日・2019年5月11日