editor/ 3月 23, 2019/ 各伝道所の詳細(訪問記), 教会

Mission la Purisima Concepcion

ミッション・ラ・プリシマ・コンセプシオン

 この伝道所は、1787年12月8日にフェルミン神父によって設立されました。設立順で11番目、北から数えて13番目、チュマシュ族の母国で建てられた伝道所の中では4番目です。人口は、結構多いほうでした。

 1789年、瓦の教会が完成し、さらに大きな教会が1798〜1803の間に建設されました。さらに、軍人、宣教師、訪問者のために部屋を追加したりなどもしたようです。小さなダムも所持しており、作物や伝道所に使用しました。

 1812年、他と同じく地震に襲われ、新しく北のほうへ設立され直されることが決定し、1812年には仮の教会が建設され、1817年では本格的に設立されました。そして1818年、現在の教会が設立しました。

 ちなみにこの教会は、1935〜1937年の間、市民保全部隊によって改めて完成することとなります。

 1824年、スペインの軍人たちが『チュマシュ族は無償でスペインに努めるべき』と主張したことが原因で、反乱が起こりました。この戦いでは、チュマシュ族が20人、スペイン人数人が殺され、その後の伝道所には、元の平和が戻ることはなかったそうです。

 1933年、歴史的公園として認定されました。ちなみに、ここは全ての伝道所の中で、最も当時のままの形らしいです。

 

〜外観〜

 

 

 ここは展示場です。

ここは当時の品が展示されているというよりも資料が主で、説明が明解なので非常にわかりやすいですよ。

 

 

 

 

 ここは礼拝所です。

椅子が少ないし他のと明らかに型が違いますね。

祭壇も他と比べて謙虚だと思います

 

 

 

 ここは伝道所本体です。

手前の柱の積み重ね具合が今にも崩れそうなことが気になって

目がそっちの方にいっちゃいます。

これ今までなんで壊れなかったんだろう。

 

訪問日・2019年3月23日