Mission San Diego de Alcala
ミッション・サンディエゴ・デ・アルカラ
この伝道所は、1769年7月16日、セラ神父によって設立されました。設立順で一番最初、北から数えて21番目です。
この辺りに住んでいた原住民の人々は『クメイェイ(Kumeyaay)』と呼ばれており、カリフォルニアで最も南部に位置する場所に住んでいます。彼らは狩りや農業が主な収入源で、常に山などを移動して転々と住む場所を変えていました。
サンディエゴの伝道所は、丘の上に設立されており、1769年に工事が始まり、1773年に簡素なつくりで完成しました。しかし、クメイェイとスペイン兵士の相性が悪かったため、祭司が6マイル(約9.6km)離れている内地に伝道所を移動させ、新しく設立された伝道所は1774年に完成しました。
1775年、スペイン人と原住民の抗争があり、神父が10人ほど死亡した事件がありました。ちなみに、原住民の人とスペイン人が争い、人が死んだ伝道所はサンディエゴのみです。
1813年、現在機能している教会が完成しました。
雨が滅多に降らないので、作物はあまりとれなかったようですが、1821年には802000Lもの最高豊作を記録しました。
1855年、カトリックの教会へ平方0.2kmの土地を返却しました。
〜外観〜
伝道所の全体像です。
ちょっと構造が他と違いますね。
博物館です。
当時使われていた物と
当時の神父の住んでいた部屋です。
意外と質素ですね。
ガーデンにあるセラ神父の銅像です。
ちなみに他の伝道所にも必ず一人います。
ガーデンです。
もう一つガーデンがあり、そこにはアメリカ最古の胡椒の木がありましたが、立ち入り禁止なので撮れませんでした。
こちらが比較的新しく作られた方の礼拝所です。
そしてこちらは比較的古い礼拝所です。
サイズが結構小さくて驚きました