editor/ 8月 7, 2019/ 各伝道所の詳細(訪問記), 教会

Mission San Diego de Alcala

ミッション・サンディエゴ・デ・アルカラ

 この伝道所は、1769年7月16日、セラ神父によって設立されました。設立順で一番最初、北から数えて21番目です。

 この辺りに住んでいた原住民の人々は『クメイェイ(Kumeyaay)』と呼ばれており、カリフォルニアで最も南部に位置する場所に住んでいます。彼らは狩りや農業が主な収入源で、常に山などを移動して転々と住む場所を変えていました。

 サンディエゴの伝道所は、丘の上に設立されており、1769年に工事が始まり、1773年に簡素なつくりで完成しました。しかし、クメイェイとスペイン兵士の相性が悪かったため、祭司が6マイル(約9.6km)離れている内地に伝道所を移動させ、新しく設立された伝道所は1774年に完成しました。

 1775年、スペイン人と原住民の抗争があり、神父が10人ほど死亡した事件がありました。ちなみに、原住民の人とスペイン人が争い、人が死んだ伝道所はサンディエゴのみです。
 

 1813年、現在機能している教会が完成しました。
 

 雨が滅多に降らないので、作物はあまりとれなかったようですが、1821年には802000Lもの最高豊作を記録しました。

 1855年、カトリックの教会へ平方0.2kmの土地を返却しました。

〜外観〜

 

  伝道所の全体像です。

ちょっと構造が他と違いますね。

 

 

 

 

 

 博物館です。

当時使われていた物と

当時の神父の住んでいた部屋です。

意外と質素ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 ガーデンにあるセラ神父の銅像です。

ちなみに他の伝道所にも必ず一人います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ガーデンです。

もう一つガーデンがあり、そこにはアメリカ最古の胡椒の木がありましたが、立ち入り禁止なので撮れませんでした。

 

 

 

 こちらが比較的新しく作られた方の礼拝所です。

 

 

 

 

 

 そしてこちらは比較的古い礼拝所です。

サイズが結構小さくて驚きました