editor/ 6月 22, 2019/ 各伝道所の詳細(訪問記), 教会

Mission Santa Cruz

ミッション・サンタ・クルーズ

 この伝道所は、1791年8月28日にフェルミン神父によって設立されました。設立順で12番目、北から数えて6番目、オーロン族の母国に建てられた6カ所の伝道所の中では4番目です。

 サンタ・クルーズは、現在有名な観光地として有名です。サーフィンや遊園地なども展開しており、混雑時には近くの駐車場全てが満車になるレベルです。

 しかし、この伝道所自体は、21カ所の中では最小で、庭なども10m×7mほどでした。他の伝道所の庭はいくら狭くても10倍くらいなので、どれだけ狭いかは想像に難くないと思います。部屋も非常に少ないですし。それに加えて改宗した原住民の人数も最小でした。

 1791年、建築が始まった年のうちに、木製の教会と祭司などの方々への住居が完成し、1793年〜1794年には現在機能している教会も完成しましたが、1857年には地震の被害で教会は破壊されました。

 そこで、1858年には再び木製の教会が設立、そして1889年にはレンガ製のさらに大きな教会と交換するなど、非常に慌ただしい歴史を持っています。

 ところが1812年、この時期の教会の管理をしていた神父の『Andres Quintana(アンドレス・キンタナ)』が殺害されました。彼自身のベッドで発見されたようです。この事件は、原住民の事件と無関係だった人が、犯人の話を偶然聞いたことにより事件は解決し、十四人の男性が逮捕されました。

 事件や工事、いろんなトラブルを超え、1859年、キリストの教会に土地を返却しました。
 

〜外観〜

 

 

ここは当時の作業場で、主に布などを織っていたようです。

もちろん労働力は原住民の方々だったんでしょうね。

 

 

 

 

 ここは礼拝所です。

色合いがおしゃれで好きです。

 

 

 

 

 

 ここは現在機能している伝道所の全体図です。

ここも色合いが大好きです。

『伝道所で色合いが最高にエモいランキング』の

第一位を捧げましょう。

 

 

 

 

訪問日・2019年6月22日