editor/ 7月 13, 2019/ 各伝道所の詳細(訪問記), 教会

Mission San Rafael Arcanhel

ミッション・ラファエル・アルカンジェル

 

 この伝道所は1817年12月14日、セラ神父が設立しました。21カ所の伝道所のうちでは20番目、北から数えて18番目です。

 ここでは、250人以上の『Coastal Miwok』というアメリカ先住民が、San Franciscoから送られていました。理由は、流行病と寒さがひどかったからだそうです。人口は伝道所の中でも高い方で、この時期では合計で約1140人でした。

 1817年には伝道所全体が完成しましたが、早速1823〜1824年には新しい教会が設立しました。

 この教会では、写真や模写が禁止されていましたが、有名な画家の『Edward Vischer(エドワード・ビジャー)』(1809〜1878年)は、1872年、この伝道所で絵を描いたたった一人の画家でした。

 1834年には世俗形になり、1949年、礼拝所がグラウンドの小さいチャペルに移動しました。 

 1869年以降は、伝道所の権力が弱くなり、伝道所は教会に継承され、その継承した教区の教会が伝道所を占領し始め、1863年に、この伝道所の土地、約2.4ヘクタールを教会に返却、そして、1919年には完璧に占領し終わりました。

 

〜外観〜

 

 

 伝道所の全体像です。

色合いが個人的に好きです。当時は大体の建物こんな感じの色や構造でしたけど、ここの伝道所の白さは特に素敵。

逆光がいい感じで撮れました。

小さいベルと階段がかわいいですね。

 

 

 

 

 礼拝所です。

 

 

 

 

 

 お土産屋の隅に置いてあった、名物(?)の聖母マリア像です。

おそらく抱かれている少年はイエス・キリストでしょう。

そしてマリア様左手が無いしイエス・キリストに関しては両手首無いのはなぜでしょうか

目力が強くてずっと見られてる感じしますね