editor/ 7月 14, 2019/ 各伝道所の詳細(訪問記), 教会

Mission San Francisco de Asis

ミッション・サンフランシスコ・デ・アシス

 この伝道所は、1776年6月29日、神父の『Francisco Palou(フランシスコ・パロウ)』によって設立されました。設立順で6番目、北から数えて3番目、オーロン族の母国で建てられた伝道所の中では2番目です。

 設立したのはフランシスコ神父ですが、管理者兼代表者はセラ神父ということになっているようです。ここの伝道所周辺にいる原住民はオーロン族といい、おもに狩りや漁などをしていました。1820年の時点では、ここで改宗させられた人口は1242人いました。

 サンフランシスコ・デ・アシスは、別名『Mission Dolores(ミッション・ドロレス)』とも呼ばれていました。

 この地域は、霧が深く湿っているため、非常に流行病が感染しやすく、死亡者も出てしまうなど、健康にはあまりよくなかったようです。

 現在機能している教会は、1776年に設立された場所から330m離れたところへ敷石を配置し、1782年に完成たものです。1876年にはいくつかの細かい工事も完成し、人口も着々と増えていきました。ちなみに、サンフランシスコの地域の中では最古の建築物です。

  ところが1906年、地震と火事の両方に被災してしまいました。しかし、恐ろしいことに被害はほぼなく、今日も教会としてちゃんと機能しています。
 1858年、土地をカトリック教会へ返却しました。

 

〜外観〜

 

 伝道所の全体像です。

私が訪問した時は空が曇ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 礼拝所です。

天井の色の密度と模様が細かくて酔いそうですが好きです。

 

 

 

 

 博物館です。

当時の装飾品などに使われていたもので、

ほぼ木製のものです。