Mission Santa Barvara, Virgen Y Martir
ミッション・サンタバーバラ
この伝道所は1786年12月4日、フェルミン神父によって設立されました。21カ所のうち、建設順では10番目、北から数えて15番目です。チュマシュ族の母国に建てられた5カ所の中では3番目で、21の村を管理していました。
1787年、最初にチャペルを建設し、1789年では二つ目の教会と礼拝所が完成。3番目の教会は、最初の祭司の敷地に建設され、1794年、ここも完成しました。1812年の地震が襲ってくるまでは、安全にそびえ立っていたようです。
ここでは、コーンミールや牛肉などを伝道所側が原住民にふるまい、原住民は必死に鶏肉や魚などを守ったりする、など、農業が盛んでした。家畜や作物などもふんだんに採れていたようです。オリーブやバナナ、さくらんぼの木もたくさん生えていました。
現在機能している教会が完成したのは1820年で、新しい鐘つきの塔も建設し、1831年には2番目の塔も造られました。1950〜1953年の間では、教会の正面や塔を再建築するなどしていたようです。
ここの人口は、おそらく従来のチュマシュ族の半分よりも少なく、建設されたばかりの頃は5500人でしたが、1786〜1858年では3000人になるなど、非常に減っています。
1865年、例によってこの伝道所もカトリックの教会に土地を返上しました。
余談ですが、ここのチュマシュ族は海岸沿い出身が多かったそうです。そして伝道所側も非常に興味を持ったとのこと。
〜外観〜
ここは現在教会として機能している場所です。
凄くオシャレで素敵。すこ。
ガーデンの側面にある場所です。
よく黒猫ちゃんが出現するそうで、私も対面しました。 非常に人間慣れしていて堂々としていました。
近くに寄っても逃げなかったです。凄い。
訪問日・2019年2月17日